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これから廃車買取業者に査定をお願いしたいが、はじめての試みのために心配ではないでしょうか。
最近では、車業界におけるさまざまなトラブルがメディアなどで報じられたことに、より警戒している人は多いはずです。
廃車買取業者も、車を買い取るという意味合いでは同じなため、注意が必要です。
そこで今回は、廃車買取業者のトラブルに関することや、巻き込まれないためにやるべきことをお話ししますので、参考にしてみてください。
廃車の査定をしてもらう場合は、何らかのトラブルが発生する可能性があります。
多くの業者は親切丁寧に対応していますが、顧客ではなく利益優先の業者はトラブルにつながりやすいです。
車を査定してもらう場合、車種や状態などで変わりますが、予想よりもはるかに買取額が低かった、なんてことが多々あります。
これは単純に、その車の価値がないと業者が判断した可能性があります。
ですが、人気車種なのにあえて査定額が相場以下で提示された場合は要注意です。
査定額の高い低いは、どうしても依頼主や廃車買取業者の考えが異なるため、難しい問題ではあります。
査定額が低いというのは仕方のないことですが、査定後に買取額を下げられる場合はどうでしょうか。
例えば査定時には10万円で買い取ります、と言われたのに、引き取り後に5万円で、と言われたら困惑されるはずです。
車はすでに業者の手にあり、しかも圧倒的に業者の知識が豊富なため、依頼主は諦めるしかありません。
査定を電話とかではなく現地で直接見てもらう場合、車の売却を決断するまで帰ってくれないトラブルがあります。
さすがに、車を売る気がないのに帰ってくれないのは悪質ですし、売ってはいけない業者の典型的な例です。
仮にその業者に車を引き渡しても、後になって値下げを提示してきたり、キャンセル料を取られたりする可能性があるため注意しなければなりません。
もし査定の段階でトラブルになっても、絶対に車を引き渡さないようにしましょう。
車を所有していれば、毎年5月くらいに税金の支払いをされているはずです。
それらの税金は、廃車にするタイミングにより還付、つまり返ってくる、ということをご存じでしたか。
しかし、還付金の対象になっていても、それを説明しなければならない義務が業者にはありません。
悪徳業者の場合、還付金をなかったことにしたり、還付金を含めた査定額を提示したりする場合があります。
還付金の知識を持っていない依頼者は当然気づかずに、買取の話を進めてしまうでしょう。
本来であれば車を引き取ってもらった後に、正式な手続きを経て廃車となります。
しかし、買い取った後に業者が廃車にせず、そのまま放置をするというトラブルがあります。
依頼者としては、買い取ってもらったし関係ないだろう、と考えるかもしれませんが大きな間違いです。
なぜなら、その間に自動車税が発生するからです。
当然持ち主である依頼者に自動車税の通知が届くため、トラブルにつながります。
車の査定をしてもらい、金額に納得いかないからという理由でお断りをすることはよくあります。
ですが、査定時にお断りをした時点で、キャンセル料を請求されるケースがあります。
もっと悪質なのは、査定から車を引き渡した後に、金額を下げてくるパターンです。
当然納得いかないのでキャンセルを告げると、高額なキャンセル料を請求され、仕方なく提示された金額で買い取ってもらったなどのトラブルがあります。
査定の段階だとなんとかキャンセルで振り切れそうですが、すでに車を引き渡した状態だとかなり分が悪くなってしまいます。
勘違いしないでいただきたいのは、多くの廃車買取業者は適切に運営していますので、過度に心配になる必要はありません。
ですが、数々の車買取のトラブルを耳にすると、どうしても不安になるのは当然のことです。
でしたら、事前にトラブルに巻き込まれないための知識を持っておけばどうでしょうか。
もっとも簡単に廃車買取業者が悪徳かどうかを調べる方法に、口コミや評判をチェックすることがあげられます。
今はインターネットで検索すれば、廃車買取業者の口コミが確認できるケースが増えてきました。
特定の業者の悪い口コミが殺到している場合は、この時点で査定することを止められます。
口コミサイトなどは基本的に匿名投稿が多いため、すべてを信じるのではなく参考程度に知っておくといいでしょう。
万が一のことを考えて、査定前にキャンセル料は発生するのか、発生するのであればどの段階でなのかを確認しておくべきです。
また、手続きに関して何らかの手数料は発生するのかまで聞いておくと安心です。
廃車買取業者にもよりますが、基本的には査定時にキャンセルしても料金は発生しません。
逆に、契約書を書いて業者に渡しているとキャンセルは難しいです。
どちらにせよ、キャンセル料の規定は廃車買取業者によって異なるため、念のために確認しておくといいでしょう。
車を所有していれば、1年に1度かならず税金の支払い通知が届いたのと同時に、支払っているはずです。
その税金が車を廃車にするタイミングで戻ってくる、ということをご存じでしたか。
税金が戻ってくることを還付金と言いますが、この案内があるのかどうかで優良か悪徳なのかの判断がつきます。
何事もなかったかのように還付金の案内がなければかなり悪質です。
事前に還付金の有無や金額の案内があれば、安心できる業者だと考えられます。
車の査定に限らず、お金が発生するものは口頭ではなく書面でしっかり記録を残しておくべきです。
例えば、現地査定では10万円で買い取ります、と聞いたのに後になって業者が知らないと言われると、証拠がないため厳しくなってしまいます。
書面で10万円という記載が残っていれば、言った言わないに関係なく証拠として残るため依頼者が有利となります。
ですから、お金に関することはできるだけ書面で残してもらうようにしましょう。
悪徳業者の場合、廃車として引き取ったにもかかわらず、正式な手続きを取らないことがあります。
依頼者としてはすでに車は手元にありませんので安心しますが、廃車の手続きが行われていないと税金の通知が自分に届いてしまいます。
廃車にされたかどうかは、運輸支局で確認する、自動車リサイクルシステムのサイトで確認する、業者に証明書をもらうなど、いくつかの方法があります。
事前知識を持っていてしても、廃車買取業者とトラブルに発展した場合、どのように対処するべきでしょうか。
そもそもですが、契約前であればいかなる場合であっても、キャンセル料を支払う必要はありません。
例えば査定をしてもらった結果、予想よりも低い金額だった場合お断りをされるはずです。
この段階ではまだ契約も何もないので、キャンセル料を請求されたとしても支払う義務はありません。
逆を言えば、査定の段階でキャンセル料を請求する業者は、かなり悪徳だと考えるべきですので絶対に契約をしないという判断ができます。
もし、廃車買取で何らかのトラブルに巻き込まれた場合は、1人で悩むのではなく信頼できる人に相談するという方法があります。
どうしても1人ですと、考えられる方法が限られていますし、業者にうまく丸め込まれる可能性があるからです。
とくに車や法律に詳しい友人や家族であれば、かならず力になってくれるはずです。
万が一、自分で対処できないトラブルが発生した場合は、JPUC車売却消費者相談室や国民生活センター、弁護士などに相談されることをおすすめします。
JPUC車売却消費者相談室は、車買取や売却のトラブルを専門にしている相談窓口です。
JPUC車売却消費者相談室や国民生活センターは相談料はかかりませんので、万が一の際には活用してください。
本格的に相談をする場合は、弁護士を頼ることになりますが、ある程度の費用がかかってしまうため要注意です。
依頼者側としては、トラブルなく査定をしてもらい車を引き渡したいものです。
ここからは、トラブルがない信頼できる廃車買取業者の特徴についてお伝えします。
トラブルがない廃車買取業者は、説明がとても分かりやすいという共通点があります。
なぜなら、お客様最優先で考えているからです。
なるべく専門用語を使わずに説明をし、質問があればその場で瞬時に答えてくれる廃車買取業者はとても優良だと言えます。
逆に説明が分かりづらく質問にも答えてくれない場合は、この時点で見切りをつけるべきでしょう。
廃車買取業者に限らずですが、トラブルを抱えている業者はホームページがないか、あっても代表者やスタッフの顔を掲載していません。
さまざまな事情があるため、すべての業者に該当するわけではありませんが、後ろめたいことがあるとプロフィールの掲載はためらってしまうものです。
ホームページに代表者もしくはスタッフの顔やプロフィールが掲載されていれば、確実にちゃんとした運営を行っていると考えるべきです。
仮に予想外のトラブルが発生したとしても、代表者やスタッフがしっかり対応してくれます。
車を査定してもらったり預けたりするにあたり、万が一のキャンセル料は気になるものです。
信頼できる廃車買取業者は、ホームページにキャンセル料の規定をしっかり記載しています。
かなり優良な廃車買取業者であれば、引取り後でもキャンセル料を取りません。
もしくは、このタイミングだといくらのキャンセル料が発生する、という記載があるため事前にチェックしておきましょう。
ほとんどの依頼者は、廃車をするのであればレッカー代や廃車を処分する費用がかかるものだと考えています。
しかし、レッカー代も処分代も本来は発生しますが、優良な廃車買取業者であれば各種費用の負担を依頼者側にさせません。
逆に、レッカーや引取りも料金が発生する場合は要注意です。
廃車買取業者を選ぶ基準に、資格の保有や自治体から許可を得ているのかが重要になってきます。
なぜなら、資格もなければ許可も得ていない業者に任せると、車を引き取った後に適切に処分してくれない可能性があるからです。
当然、税金の通知がご自身に届きますし、下手すると不法投棄などで罪に問われる可能性もあります。
できれば、古物商許可や自動車リサイクル法の資格を取得している廃車買取業者を選ぶようにしましょう。
資格や許可は、ホームページの会社概要などに掲載されるケースが多いです。
せっかく査定をしてもらい納得いく金額で車を買い取ってもらったのに、いつまで経っても振り込まれない、なんてことになると不安でしかありません。
もちろん、廃車買取業者にもよりますが、できるだけ即日に現金手渡しでくれるところを選ぶべきです。
現地での現金手渡しか、何らかの理由で後日振込になったとしても、はやめに対応してくれる廃車買取業者がベストです。
廃車を査定してもらったり買い取ってもらったりというのは、そう何度も経験するものではないため、知識なく悪徳な廃車買取業者に当たってしまうと後悔することになります。
ですから、直近で廃車買取を検討しているのであれば、最悪のパターンを想定してトラブル事例や解決法を知っておくといいでしょう。
また、多くの廃車買取業者は適切に運営しているため、安心して問い合わせてみてください。